番外編・さわやかバイオレンス
(2006年12月某日 Chaos鯖 ゲフェンダンジョンにて)
「さてテーブルの飾り付けはこれでよし、と」
「マリオネットがおてつだいしたからだねっ(≧∇≦)」
「ええと…年末調整の手続きが…」
「おう、そうだな。キャンドルがいい感じだ」
「えへへへー、あれ、とっておきのいっぽんなんだ(≧∇≦)」
「…ちょっと待った」
「なんだドッペルゲンガー、今からクリスマスパーティーをしようってところを」
「クリスマスはともかくとして… その前にひとつ言っておきたい事が。
なんで毎回使用中のこの部屋に来てするんだっ 勝手に冷蔵庫を開けるなっ
バナナを食べるなっ ファイアーウォールを出すなっ」
「それ、マリオネットだぜ?」
「わーい、ふぁいやーっ(≧∇≦)」
「…とにかく、大事な仕事中なんだ。ここでやらないで。
どうしてもするなら、外でやってくれないかな」
「えー、嫌だぜ。外はチョンチョンとかいるし…
それに、俺はとにかくパーティーしたいんだよ…ここで!」
「…怒っていい?」
「怒ってもいいけどその前に…メリークリスマース!!」
「めりーっ!(≧∇≦)」
「はいはいメリークリスマス。
しかし、もう今年もお終いかぁ。はやいもんだね」
「だな。ついこの間まで正月だと思ってたんだが。
ま、過ぎちまった事を言ってもしかたねえ。
今日は特別にこの剣士サンタさんが来てやったんだ。ぱぁーっと行こうぜ」
「そうだね、少し早いけどぱぁーっと行こう!」
「いこうーっ!(≧∇≦)」
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(中略ですぞ!中略ですぞ!)
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「ぱぁーっとMVPが取れたのはともかくとして…その前にひとつ言っておきたい事が。
なんで毎回ナイトメアの後ろに隠れるんだっ
オリデオコンしか落とさないなんてケチるなっ
20分も粘るなっ ファイアーウォールを出すなっ」
「それ、マリオネットだよ?」
「わーい、ふぁいやーっ(≧∇≦)」
「…くそ、なんか調子狂うな…もういいや。
ま、いい感じに一汗かいたし、後はのんびりして過ごすか。
そいじゃ、改めて…メリークリスマース!」
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(中りゃ(以下略))
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「メリークリスマス!
それじゃちょっと早いけど、マリオネットにプレゼントをあげよう」
「わーいわーい、なんだろうなんだろうー(≧∇≦)」
「S2ブロードソードだよ。両手剣なのにDEFもアップする優れものさ」
「…( ゚д゚)」
「やれやれ…どうしようもねーな、お前は。
マリオネットがそんなもん使えるかどうかよく考えろよ」
「くっ…そ、それじゃあ君の持ってきたプレゼントは何なんだい」
「見て驚け!俺のプレゼントは+10のS4マインだ!
これなら小さい女の子でも使いやすいし、拡張性もバッチリだぜ」
「……( ゚д゚)」
「あれ…?ひょっとしてこれも気に入らないのか」
「どうしてマリオネットがもらうプレゼントは
まいとしへんなものばっかりなんだろう(≧д≦)」
「毎年って…去年は何だったんだよ」
「えーと、確かSプレートでしょ、カボチャの頭に馬のひづめに透明な布に…」
「…ホントのホントにどうしようもねーなお前らは。
そういや昔に俺がお前のMVP取った時も青ポーションだったし…
しょぼいのはゲフェンの伝統なのかよ?
よし、ここはひとつ俺が本物のプレゼントって奴を見せてやるぜ!」
( ・ω・)つ[゚д゚] ジャーン
「あ、よく見たらプレゼントボックスをもうひとつ持ってたのか!」
「わーいわーい!さっすがー(≧∇≦)」
「へへへへー。その辺の抜かりはねえっての!
開けてびっくり…グレイトネイチャ…ゲット……だぜ…」
「…ダメじゃん」
「…ダメだな…。ま、ホントに欲しいもんは本物のサンタさんから貰ってくれや」
「…サンタさんって、ほんとにいるのかなあ」
「なんだ、そんなの居るに決まってんじゃねーか。
俺もガキの頃には何度か来てくれてるんだぜ?
良い子にして早く寝てればちゃんと来てくれるって」
「!!じゃ、じゃあはやくねるーっ(≧∇≦)」
「っとその前に。欲しい物を短冊に書いて吊るしておかないとダメだぞ」
「それ、七夕じゃないの?」
「(しーっ!本物がこんなダンジョンの奥の悪魔ども相手に来るわけねーだろ
短冊に書かれた物を、後でこっそり買って来るんだよ)」
「(なな、なるほど…)」
「かけたよー!じゃ、マリオネットはよいこだからはやくねるね!(≧∇≦)」
「おう、風邪ひくんじゃねーぞ」
「おやすみー」
「…さて…何が欲しいんだろうなマリオネットは」
「話の流れ上こうなったけど、あまりに無茶な物だったらどうするんだい」
「なーに、大丈夫大丈夫。あの頃合のガキならどうせ
『おかしがたくさんほしいです(≧∇≦)』とか、そんなもんだろ」
「だといいんだけどね。さて、短冊を見てみようか」
「えーと……
『いつもたいへんそうなドッペルゲンガーおにいちゃんを
えがおにしてあげたいです(≧∇≦)』
…って…おいおい、良い話じゃねーかよ」
「大変な原因がどこにあるかはさておき、
そんな風に思っていてくれたなんて嬉しいなあ…」
「OK、それじゃ俺に取っておきの策がある。
まず俺とお前の二人羽織をするんだ。お前が前側になるようにな」
「?よくわからないけど…ええと、これでいいのかな?」
「よしよし。じゃあここに熱々のおでんを用意したから…」
←
「え…ちょ、まさか…」
「呼吸を合わせて二人羽織で…食べるっ!」
「熱っ!」
「食べるっ!!」
「熱っ!!ちょっ!!はんぺんがっ!!熱つつっ!!」
「食べるっ!!!」
「熱っ!!!そこ口じゃなくてっ!目っ!目玉っっ!
うあああ服の中にっ!こんにゃくがっ!!ぎゃあっちちちちぃっ!」
「うははは、お前良いリアクション取るじゃねーか!
これならマリオネットもお前を見て大笑いだぜ!よかったな!」
「あちっ!笑顔にする対象はマリオネットじゃなくて!熱っっ!」
「なんじゃ『ドッペルゲンガーを見て笑いたい』じゃとばかり思ってたわい。
いやーすまんすまん。
わしゃサンタじゃから、この国の言葉は難しくてのう。ホッホッホ」
「…帰ってくれないか。ホントに」
(※この画像はクリックで拡大できます)
2月10日:以下の新規アイコンを追加。(発光式に参加できなかった罪滅ぼしも兼ねて)
「三界六道貫く秘剣、仏の道の許さずも
共に地獄の火とならん!マグナムブレイク!!」
「全ての力の源よ、輝き燃ゆる赤き炎よ、
我が手に集いて障壁となれ!ふぁいやーうぉーる!!」
「無念の響き、嘆きの風を凍らせて
忘却の真実を語れ… フロストダイバー!」
(台詞は適当にパクってきました)
by Tnomittei | 2005-01-02 00:00 | 隠し部屋 | Comments(5)
すげえでありますよダンナ!すごすぎまくりでありますよ!
光の速さで65535回保存しまくりですよ!!
いや、もう、なんてゆーか、あんなのにこんなかわいいアイコンつけてもらっちゃって。
ありがとうございますと言うべきか、ごめんなさいと言うべきかっ。
予想外にステキすぎてちょっと今うろたえてます。あたふたあたふた…。
それに何より、文字だけよりも随分見やすくなってるし!